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ここどこ?
なんで私真っ暗の中にいるの?
「お前が居れば十分幸せだ。」
温かい温もりに包まれる。
誰?
顔がぼやけてて見えないや…
「大丈夫だよ。」
…うん、大丈夫。
そう、あの頃は大丈夫…大丈夫だった。
「お前なんかどうでもいいんだよ。」
え?
急にどうしたの?
「どっかいけよ。もうお前は帰ってくるな。」
何…言ってんの?
胸が痛い…心臓が張り裂けそうなくらい痛いよ…
寒い…寒いよ…
あた…まが…い…たい…
「もう、お前とは会うことがない。さようならだ。」
まって!!
まってよ!!
私を…私を!!独りにしないで!!!
足に錘でもついているのかって思うくらい一歩も動かない。
なんで!?動いてよ!!
まって!
手を伸ばす。
しかし、いくら手を伸ばしてもその人に近づくことができない。
そればかりか広がっていく一方だった。
暗闇の中に独り取り残された__
