大切な記憶





それから数日が立ちほぼ毎日信獣の三人組と帰っている。




いい加減に一人で帰りたい。




そしてなぜかたまに信獣達の倉庫に連れて行かれる。




そんな日のある帰り



『はぁー、ただいまー。』




龍神のいつもの部屋にとうちゃ〜く♪




信獣の倉庫を出た後、車で駅まで乗っけてくれた。



流星は私の家まで送ってくれようとしたけど駅までと押し切った。



いつもこの繰り返し。


車の中では終始無言…。



すっっっごく気まずかった。



「おー楓、遅かったな。」



ソワァーでつっぷうしてたら颯が部屋に入ってきた。




『うーん。』




「うーんって…おぃおぃこんな所で寝るな。家に帰れよ家に。って、はぁー…。寝るの早すぎ…。」




私に帰る家なんてない…




そう思いながら私は深い深い眠りへ落ちていった____