私の家から学校までは、徒歩20分。

もーすぐ学校につく…やだな…

どんっ

「りぃぃおっ。おはよ」

誰かが私にぶつかった。

この声は…

「おはよ。優風」

「なんで、わかったの?」

「なんとなく」

この子は、佐々木 優風-ささき ゆうか-
小学校の頃から仲が良くて私にとっての一番大切な人。

不思議で怖がりでどんくさくてなのに勉強は、人一倍できて
夢に向かって一生懸命努力してる私の自慢の心友。