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あー合コンって俺には合わない。




みんな異性を獲物としてしかみていない。



ま、まぁそんなもんなんだろーけどさ!



みんなで楽しみたい派の俺にはどうやら向いていないみたいだ。



もちろんお持ち帰りなんて破廉恥なことはすることなく、帰宅。




しかし、居酒屋と自宅は遠すぎてタクシーだ代がもったいないので葉月の家にお邪魔することにした。





「何時だと思ってる」



一人暮らしの彼のインターホンをならすと、不機嫌そうな葉月が顔をのぞかせた。







「とめてくだぱい」



「酒くさ!帰れ」




「は、お願い!葉月ぃ~俺には金がないんだよ~」



閉めようとするドアを必死で開けようとする俺