「純潔男が」

結の顔を見ると、綺麗な二重を持つぱちくりとした目が、俺を睨んでいた。




ふ、ふぉぉお



俺は慌てて結から離れる。




「ったく、黙ってたらえっちしよーとしたな。人には襲うなとあれほど忠告しておいて」



「ご、ごめんなさい」


結は上半身を起こすと、あいたたたと腰の痛みを訴えかける。

変に意識してしまって、結を直視することができない。



「あっついな~、本当に4月なのかなぁ?」


結は両手で風を起こすようにパタパタする。



すると結は思いがけない行動にでた。


なんと結は上半身に着ている服を脱ぎ始めたのだ。


こ、これはナマキガエ!!



経験なしの俺にはすごく刺激的だ。



結から目をそらす。



な、なんだ。こいつ、こんな小悪魔だったのか?


ヤバい、すっげーえろい。



ヤベー結にさわりたい。



生前の結には、抱くことのなかった思いだ。




「ブラもとろうかな」



な。ななななんと。


み、みたい。

恐ろしくみたい欲が半端ない。



「ふぅブラもとったぁ」