幼なじみ

……三浦くんから?

あ、三浦くんは海美から聞いたんだろうな。


「梨奈ちゃんはあの幼なじみが好き?」

暁くんは奏汰を見ながらあたしに聞いた。


「え⁉︎いや、その……」


顔が熱くなっていくのを感じる。


あたし今絶対顔真っ赤。


「図星か!そっかー」

ちらっと見るとどこか切なそうな顔。






「ごめんなさい」







そうだよね。

暁くんはあたしが好きなんだもん。


そんな人と遊びに行くわけだから期待しないはずがない。



もしあたしが暁くんと同じ立場だったら辛いもん。


あたしのバカ。


もうちょっと考えて行動しないと。


「謝らなくてもいいよ。梨奈ちゃんが本郷のこと好きなのは知ってたし、俺も一筋縄ではいかないことくらい分かってたからさ」



「でも……」


「大丈夫!それに本郷には彼女がいるっぽいし、今は俺のチャンスじゃない?」


「え?」


「だから、俺もっと頑張るから!よし、次はあそこ行こっか」