─────おいお前、起きろ。



ん⁇声が聞こえるような〜⁇
声が低くて透き通ってて心地いい……。



「あと……もう1分……」



『おいこら‼︎起きろ!』


その低い声の主は、私の鼻をつまむ。



当然息が出来なくなるわけで、


「ふごっ…………ハッ‼︎」


もっと寝たかったけど、起きてしまった。