始まりの春、終わりの冬


帰り道、私は里留くんと一緒にいた。



「その…実夢みたいなことされたやつが他にもいるらしくて、今問題になってるんだってよ。今日聞いた」


「そう…なんだ。」


「でも、まぁ~、今日のことは忘れろ」


「うん…」


「・・・」


ダメだ。私がこんなにテンション低いから里留くんに気をつかわせてる。




「里留くん、今日はもう大丈夫だょ!もうすごーーく元気だから!」



里留が実夢をみた。


「無理すんなよ、」


なんか、里留くん悲しそうな顔してる?


「無理なんかしてなぃよ?…今日はありがとう。助けてくれたときヒーローかとおもったよ?(笑)嬉しかった///」


実夢は頬を赤くしながら少し目線をそらした。



「ヒーローか(笑)」


「うん♪」


「そんなたいしたことしてなぃから」



「そんなことないよ?」



私は里留くんを見た。



「おぅ…ありがとな」


里留くんが微笑む。


その顔は、今までみた顔の中でも一番カッコよかった。///



「う、うん///…あの家まで送ってくれてありがとう」




今日のことを先生に行ったあと、私を家まで送ると言ってくれたのだ。


「また、明日ね」

そう言って実夢は家の中に入っていった。




少したってから里留も自分の家に帰った…。