ピンポ-ン ピンポ-ン ピンポ-ン ピンポ-ン ドンドンドンドン またしても睡眠を邪魔された僕は不機嫌なままドアを開ける。 相手は誰なのか扉を開ける前から分かっていたけれど。 「壱!俺、一目惚れした!」 ほら、陸だ。 僕は無言のまま部屋へと引き返す。 年中恋をしているこの男の一目惚れなんてよくあること。 気にも止めずにキッチンへ向かうとコーヒーを入れる。