「ねぇ!私の部屋どっち~?」
「どっちだっけ?……右?…右だって」
そんな部屋に何故かテンションが高くなる私。
玲央くんは宮崎さんに聞きながらそう答えてくれた。
「右…?ありがとうっ」
カチャ…ッ
それを聞いた私は早速、自分の部屋のドアを開けてみる。
すると…―、
「可愛い~!!何これ~っ!!」
なんだろうなぁ…?もしも例えるなら…お姫様みたいな部屋…かな?
さすがに“てんがい付きベッド”は、なかったけれど…
家具やカーテンなど全体的に白とピンクが多い部屋だった。
「…ねぇ、玲央くん!何であの部屋あんな感じなの!?」
自分の部屋を見に行ったあと玲央くんの元に駆け寄りそう聞いてみた。
「えっ……気に入らない?」
「ううん。むしろその逆!すっごく可愛いっ!!」
少し驚いた表情をする玲央くんに私は笑顔を向ける。
「…今の未亜ちゃんの方が可愛いよ」
「えっ…?//そ…それじゃあ答えになってないから…っ」
急に“可愛い”なんて言われて照れてしまい俯く。
急に言うなんて、ほんとダメだから…っっ
「あぁ~そっか。あれねー……ほぼ俺が選んだ」
「えっ……玲央くんが…?」
その言葉に驚き顔を上げた。
「うん。でもよかった、気にいってもらえて」
玲央くんは本当にホッとした様な表情を見せる。
「…ぁ…ありがとう…」
「どういたしまして」
そして…私の大好きな笑顔を向けてくれた。
「っ…」
やっぱり好き…この笑顔…何回でも見たい…っ
っていうか…あれを玲央くんが選んでくれたなんて…思いもしなかった…。
この間、私の好きなもの教えたから…あれをチョイスしてくれたのかな…?
