スタートライン~私と先生と彼~【完結】

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昼過ぎ、久しぶりに屋上に行ってみた。

寒々しい空から少しだけ光りが射していた。

下を見れば、1、2年生が歩いている。

どれくらいその様子を眺めていただろうか・・・ようやく、正門から愛しの人が歩いてくる姿が見えた。


「原田〜どうだった〜??」


俺が抑えていた感情が溢れ出し、気付いた時には大声で叫んでいた。


原田はどこから声がするのかがわからないといった様子だったが、俺の姿を見つけ、頭の上に大きく丸を作ってくれた。


よかった・・・。


「おめでとう!」


と周りの視線も気にせずに叫んだ。


抱きしめて、頭を撫でて褒めてあげたい・・・。

俺は走っていた。

原田が来るだろう職員室へ向かって・・・。