スタートライン~私と先生と彼~【完結】

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今年も残すところあと1日。

寒さも増して、外に出ることすら億劫になる。

年末年始はさすがに授業はなし。

生徒はラストスパートに入ってる頃かな?

俺は家で家族とのんびり過ごす予定が、家には俺一人。


両親は旅行。


2歳下の弟は一人暮しの彼女の家へお泊り。

あぁ、暇!

とも思ってられなかった。


朝から生徒からの質問の電話やFAXが山のようにくる。


どっかのテレビ番組みたいじゃないか!

オペレーターのお姉さんが居てほしい・・・。

みんな焦ってきたんやろうな・・・。

センター試験まで20日だからな。

「まぁ、あんまり焦るなよ。初詣でも行って、息抜きしろよ。」

「せんせ〜ありがと〜。」


こんな会話を何度しただろう・・・。

みんな不安で仕方ないのだろう・・・・・・。

原田もそうなんだろうか??

でも彼女からの質問は来ない。

俺は必要とされない。