スタートライン~私と先生と彼~【完結】

「ところで、カズはどうなんだよ?

高校教師と女子高生の禁断の恋なんて?」

孝太郎がニヤニヤしながら聞いてくる。

禁断の恋?!


俺はドキッとしたが、得意のポーカーフェイスで回避する。


「女子高生なんて、告白してきたところで、断ったら次の日には同級生と付き合ったりしてるしな」


「そうなのか?じゃあ、真剣に考えるだけ損だな」


何事も真剣に考える涼太が呆れながら言う。


「まぁ、中には真剣な子もいるんやろうけど」

「ってか、テキトーに付き合っちゃえばいいやん!

女子高生とヤれるなんていいやん」


孝太郎よ・・・お前が教師じゃなくて本当によかったと心底思うよ。


「孝太郎、お前相変わらずだな。

それにカズは、坂上さんがいるやん!結婚するんだろ?」


幸せに顔を緩ませている涼太が俺に向かって、質問を投げかけた。


結婚?


どこからそんな話が出てきてるんだ?

「いや、別れたよ」

俺は、ごくごく普通に答えた。

「じょ、冗談だろ?」

4人が一斉に言った。


俺恵美とが別れるのがそんなにおかしなことなのか??