スタートライン~私と先生と彼~【完結】

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「ごめん、遅くなって」

職員会議が長引いたので、約束の時間に遅れた俺は、最後に飲み会の席に着いた。


「斎藤先生どうぞ〜」

涼太が茶化しながら俺を呼ぶ。

「久しぶりやなぁ」


ネクタイを緩めて座って見渡すと、懐かしい面々が揃っていた。

高校の時の同級生に会うのは2年振りだ。

集まったのは、俺にメールをくれた、理学療法士として働いている山中涼太(ヤマナカ リョウタ)。

大手の銀行で働いている、高橋孝太郎(タカハシ コウタロウ)、

大学生の橘 翔太(タチバナ ショウタ)、

大学院生の小藪 敏行(コヤブ トシユキ)、

それに俺も含めた5人でいつもつるんでいた。