ようやく開いたドアの前には、目を真っ赤にし、瞼も腫れているそれでもかわいい、愛しの人。

やっと会えた。


沙知、俺が間違っていたよ。


君の気持ちも考えずに勝手に・・・・。


想いがようやく伝わり安心していたら、沙知がその場に崩れ落ちた。


「沙知!大丈夫?」


こんなに不安にさせてごめんね。

これからは、ずっと一緒にいようね。