あのトリプルデートから1ヶ月近く経ったが、さっちゃんとはメールのやりとりだけだった。今日は、始業式。
やっぱり、さっちゃんを誘うのは、まだ怖い・・・。
断られたらどうしようと考えてしまう。
そんな事をぼんやりと考えていると、木下が俺に話しかけて来た。
「理香が、今日は原田と帰れないから一緒に帰ってあげてって」
まじで??
何そのチャンス!
若干はめられてる気もするが、大いに結構!
それから一日中、さっちゃんのことばかりが頭を巡り、他の話なんて頭に入る余裕なんてなかった。
ホームルームが終わると、急いで帰る用意をしてさっちゃんの学校へ向かった。
木下が言うには、俺らの学校の方が終業時間が早いので十分間に合うらしい。
それでも、急いで学校を出たので、すでに帰っていたということはないはず。
迷惑じゃないかな?なんてこの期に及んで怖じけづいている自分いた。

