スタートライン~私と先生と彼~【完結】



次の日、大学へ行くと教授から頼まれごとをされた。

8/17〜8/19まで北海道で学会があり、それに私を含めて3人が助手としてついて行くことになった。

しかも準備も含めて8/13から。


結局、同窓会に行かれへんやん!


これは神様が会うなって言ってるんですよね?


私はそう思った。


隆に言ったら何て言うかな?


私の心はなぜかホッとしていた。


そして、こんな気分になる理由を考えると、罪悪感に襲われそうになっていた。


「えっ?そうなの?・・・同窓会行けなくなったね」


隆も目を真ん丸にして、呆気にとられてた。


「う、うん・・・」


きっと、隆は私の本心を見抜いてる・・・そう感じた。


「1週間も行くんだね」


あれ、なんだか寂しそう。


「うん。ちゃんとお土産買ってくるから!」


私は隆に笑顔で言ったが、彼は俯いたままだった。


「俺、我慢できるかな?」


そう隆が言う姿がやけに寂しくて、抱きしめてあげたいくらいだったが、私にはそんなことはできず・・・。

「そんな寂しいの?」


こう聞いただけだった。しかし、すぐに隆の目が変わったのがわかった。


「うん。寂し〜い。だから、慰めて〜」


甘えた声でそう言う隆に、私は驚くばかりだった。


「はぁ?」


私の意見も聞き入れることなく押し倒された。