スタートライン~私と先生と彼~【完結】


次の日の数学の授業はいつも通りだった。

むしろテンションが高かった。

彼女とうまくいったのかな?


まぁ、彼女の事が原因って聞いたわけじゃないけど・・・。


でも、あの顔は仕事で悩んでいる顔ではない気がした。


お昼休みもいつものように先生は、うちのクラスでお弁当を食べていた。


「先生は今の彼女とは長いの?」

ちょっと、田中くん、そんな質問せんといてよ・・・。


「はぁ?俺、彼女いるとか言った?」

「えっ?いないん?」

「あぁ、いないよ」

その瞬間、先生は私の方を向いて笑った。


・・・彼女、いないの?

じゃあ、なんで?あんな顔を・・・。

私の思い過ごし?って事は・・・私が勝手に・・・。


『彼女にフラれた?』とか、『変な噂立てられたくない』とか言ったのに・・・・
『好きな奴に勘違いされたら困るよな』って言われて否定もしなで、勝手に傷ついて・・・。


あげくの果てに『そんな寂しそうな顔を見てられない』とか意味不明なこと言うだけ言って逃げて・・・・。


私って最低。


わけわからんし。


あほやし・・・。


何をしてるんだか・・・。