【パラレルワールド】始まりの章

ミステリー・サスペンス

峰山/著
【パラレルワールド】始まりの章
作品番号
1045168
最終更新
2014/05/09
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
未完結
PV数
1
いいね数
0
【パラレルワールド】始まりの章

皆様落ち着いてください。大丈夫です、落ち着いて。







俺:…………………………。




電車の中でアナウンスが流れる…。まるで俺たちの最後を知らせてるみたいに…。



中学生:うぅぅああっ!お母さんっ!


俺:…………………………………。




電車は今…、危ない状況だった…。そう、トンネルが爆発して…、高速道路に飛び出し……。今は橋の上………。落ちたらここにいる皆が死ぬだろう…。



ガタガタァ



また電車が、傾き始めた……。


おっと、最後に母さんに電話しとくか…。



ポタポタ



俺:……………………………。



あれ……、なんで俺泣いてんだよ……。

怖いからか……。ふっ……。




プルルル



俺:もしもし、母さっ………




???:それでお前は終わりか…?哀れだ……。



俺:……………………………。



あれ…、間違えたか…。



ガタガタァガタァァン



んっ!



俺:…………………!!


あ…、やべ、落ちた……。書き残しの台本………ゲームだってやってねぇのに……。


クソッ、どうか運で生き残れないかな……。



ジャァォボォン


ああ……無駄だったか…………。溺れ死にか……。




俺:ガバッ!?


少女:カハッ!た、助けてっ!


あ、あれはっ!!クソッ!動けよ!俺の体………。クソォ………。


俺:ガァ………………っ……………結香ッ………!


最後にその言葉を放ってから十分後……。俺の意識は静かに消えた……。




始まりの章終わり……。

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