うわ〜酔いやべぇわ〜。



「おい!新!大丈夫かよ〜。顔真っ赤だぞ。」



浩太は楽しそうに笑ってた。


なんで全然酔っ払わねぇんだよ、あいつ…


あーもう頭ぼーっとしてきた。




『うぇーいっはいっワンツーワンツー!』


「おぃ、馬鹿!箸振り回すな!危ねえだろ!指揮してんじゃねーよ!」


「「ぎゃはははー!」」




もう馬鹿できるこいつら最高〜


男とつるんでる方が楽しいわ。





なーんてそんなこと思ってたのに…

なんでだよ浩太。



「おい新、そろそろ女紹介してくれよー。」



なーんでそんなこと言うのかね。


水さすようなこと。



『お前、俺別れたばかりなんだけど。』

「ん?それが?」



関係ねぇってか。


俺がじとーっとした目で見ると浩太は面白そうに笑った。




「じょーだんだって!…で?なんで別れたんだよ?」