「ごめん、俺君みたいな1人でも生きていけそうな子よりも守ってあげたくなる子が好きなんだよね〜」
あたしは胸が張り裂けそうなほど痛んだ。
彼の言葉を聞いたのもあるけどそれを言われて泣きそうな茜ちゃんを見てることが辛かった。
茜ちゃんは十分乙女だよ。
1人で生きていけそうな子なんていないんだよね。
あたし茜ちゃんの弱いとこもちゃんと受け止めていきたいな。
「あ〜あの子。君と最近よくいる黒川さんだっけ?あの子とか守ってあげたくなる感じでいーよね。」
…?!あたし?!
なんでここであたしの話しが出てくるのよ。
それと同時に昔の記憶がフラッシュバックした。
"優菜ちゃんと一緒にいると好きな子取られるからやだ〜"
"あたしが好きだって知ってて付き合ったんでしょ?ひどいよね〜"
身に覚えないうちに勝手に惚れられて女子から敬遠されていった。

