「好きです。付き合ってください!」
いきなり聞き慣れた声が聞こえてきた。
この声は…茜ちゃん…?
覗いてはいけないとわかってながらも数センチ開いた扉から中を覗いてしまった。
…やっぱり茜ちゃんだ。
茜ちゃんは今にも泣きそうな顔で目の前にいる男の子を見ていた。
…誰だろ…?
もともと女子校だったこの学校は10年前共学になった。
その影響で男子なんてそんな多いわけじゃないのに興味なかったから全然名前なんて知らなかった。
あの男の子何て言うんだろ…?
あたしだったら茜ちゃんから付き合って下さいって言われたら飛び跳ねて喜ぶなぁ…
だけど男の子の口から放たれた言葉でまさかの展開になった。

