「い、嫌なわけないです!!さ、佐々木さんと友達になりたいです…ただ初めてのことでちょっと戸惑って…」
あー情けないな…
なんて思っているといきなり腕をぐいって引っ張られてつんのめりになりそうになった。
「…佐々木さん?」
気づいたら佐々木さんの腕の中にいた。
「…違うよ。茜(あかね)って呼んでね。」
あ、あかね⁈
名前で呼ぶなんてハードル高いっ!!
そんなことより背の高い佐々木さんの腕の中にいるので
ちょうどあたしの顔が佐々木さんの胸に押し当てられてる…っ!
「あ、あの…ささっ…茜…ちゃん。おっぱいが…当たってるっ…」
恥ずかしそうに言ったのに茜ちゃんはさも平気そうな顔でにっこりとあたしを見て
「茜ちゃんか〜なんか初々しいな!よろしくね優菜ちゃん!」
えぇーおっぱいスルー?!
ってか…優菜ちゃんって…
「…うれしぃ。」
嬉しくて嬉しくて涙を堪えてるのを茜ちゃんに見られて、
「ほんと優菜ちゃんかわいー!!」
と言われさらに強い力で抱きしめられた。
「ぐ…ぐぇ」
そんなんで新しいお友達ができた。
茜ちゃん。
明るくて元気で人懐っこい子。

