それを見た佐々木さんがケラケラと笑った。
「黒川さんてなんかクールな感じしてたけどなんか違うんだね!なんかいつもじーって見てる感じしたからさ。あたしうるさくして怒ってたのかな〜って思ってたよ!」
え?あたしがクール?
怒ってた?
「…え、わかんない。多分じーっと見てた覚えはない…けどどうやったら友達できるかな…
って参考に佐々木さんを…観察してたかもしれないです…」
こんなこと言ったら怒るかな…?
あたしがぼそぼそとそう言うと佐々木さんは目を丸くして驚いた。
「…あはは!!ほんと黒川さんって面白いねぇ〜!!気に入ったよ!!」
なんだろ…気に入ったってどこをだろ…?
そして佐々木さんはあたしの前に手を差し出してきた。
「あたし佐々木 茜。よろしくね。」
佐々木さんはにっこり笑いながら言った。
これはもしや…友達になろうの挨拶なのかな…?
あたしが手を出したり引っ込めたりしてるのを見て佐々木さんは遠慮したような目で見て言った。
「もしかしてあたしと友達になるの嫌だった?」
友達になる?やっぱり?

