俺は重い体を動かしてその髪をふわりと触った。
…うっわさっらさら…
羨ましい髪質だわ…
『髪質…?ん…?頭?』
布団からちょこんと出てるのは頭だった。
俺は呑気にぺらっと布団をめくった。
中には女の子がスヤスヤ眠っていた。
『うわ〜気持ち良さそうに眠っている〜俺もねよおっと…』
おやすみ〜
ん?待てなんで隣に女の子おるの?
おんなのこ?
『…えぇーー?!女の子?!?!』
一瞬で目が覚めた。
また布団をばっとめくったけどやっぱり夢ではなく女の子がすやすや眠っていた。
待って待って…昨日俺何しちゃったわけーー?!

