「あ、もうそろそろ監獄っぽい居酒屋が開く時間ですね」 陽が弱ってきた事を感じ、ガラケーを開き私は言う。 もうそんな時間か~なんて位時間がたつのが早すぎる事を感じながら 楽しみにしていたあの居酒屋へ向かう準備をしはじめた。 蒼太さんといた楽しかった時間に気持ちにまだ高ぶりを残しながら向かう所は今日のメインイベントの場所へと変わる。 私がいきたかった居酒屋へ、彼にわがままを聞いてもらって連れていってもらう。 私はドキドキが止まらなかった。