「ぷっ…お前、すごい顔になってるぞ。
泣き過ぎ。もういいだろ?…もう他の女触らないから。180も澪しか乗せないから。だから もう泣くな。」
「…うん。へへっ、嬉しい!」
泣き過ぎてぐちゃぐちゃの顔で、でも にっこりと笑う澪の顔に 心が満たされていくのが わかる。
その顔中に キスをした…
「もう泣き過ぎてスッピンだぞ…」
「元々 厚化粧じゃないもん…」
澪の頬に置く俺の手の平を 愛しそうに自分の頬に押しつけて…その顔が かわい過ぎて また抱きしめる。
「澪…抱きたい。今すぐ。トラウマじゃないんだろ?…まだ だめ?」
長い沈黙…そして一言、
「だめ。」

