でも…このポンポンって会話が飛ぶ感じが なんか クセになりそうだ。


気取らない澪との会話は 時間すら忘れて
いつまでも 一緒にいれる気さえする。


ただ 問題は…結局 何もせずに 帰るのかって事だよな。

さっきの下手くそなキスだけかよ!


くそ〜…処女かぁ…


さすがの俺でも 簡単に手出せないじゃん…いや、それだけじゃないかも…


少しの沈黙で 澪が話しかけてきた。


「和也?何 急に黙って。…本当に 鈍臭いの? もしかして 傷ついた?」

「 …失礼な奴。鈍臭い訳あるかっ!」


現役消防士 ナメるなよ! …そうだ。


「お前、明後日は? 何してる?」


明後日の勤務を思い出して、いい事を思いつき 澪の予定を聞いた。