「これ、懐かしい…」 そんな事を呟きながら、私は机の引き出しの中身を、段ボールに詰めていた。 すごいね。 どんな思い出にも、拓人がいる。 それだけ、拓人は大切な存在なんだ。 拓人…大好きだよ…。 ピンポーン… そのとき、家のチャイムがなった。 誰だろう…?