「な~、どう思う?
影?」
『地味だな』
「そうじゃなくて!
この格好で友達できると思うかって聞いてんの!」
『....地味な友達ならできんじゃない』
「適当だな...ま、いっか!友達できんなら!」
...
「てか......お前どうやって持ってこうかな.....」
『......』
「おっ!そうだ!!!これに包んで行こっかな....」
俺は影ノ渦に布を見せた
『....却下』
ガシッ
俺は無理矢理影ノ渦を布で包んだ
『...まぁ、いい...』
んだよ...結局気に入ってんじゃん!
「ま... いっか!」
俺はそう言って影ノ渦を背負って、銀のピアスをした
この銀のピアスは俺、シオン、ミツキがおそろいだったもの...
「シオン...
俺...
神崎留也(かみさきるいや)として、頑張るからな...
行ってきます」