俺の秘密



「あ...あり....が....と....」


そう言って、俺に微笑みかけるシオン

シオンは、一つの刀を指差した...


「影ノ渦(かげのうず)を....俺だと思って大切に...して....ほしいん...だ....」


「え....」

《闇刀影ノ渦》
それは....闇に生まれし刀。
その刀は、おのれの契約者。
つまり、主と認めた物にしか、その力を発動しない。
生きている刀。

俺はその刀に.........









選ばれていた



だが、それは誰にもおしえていない。
シオンにも...






妹のミツキにも...