嘘...
私...
留也くんに恋した...
しかも一目惚れ...
どうしよう...
私はそんなものしてはいけないのに...
私がそんなことを思っていると...
「?どうしたんだ美央?考え事か?」
優が話しかけてきた
優は私と同じ”仕事”をしている仲間だ
優しくて私を気にかけてくれる
「ううん!なんでもない!
てか、私らなん組なの?」
「B 組。てかあの地味男誰?」
「え...」
地味男って留也くんのことかな?
確かにメガネは古いし、髪もボサボサで耳が隠れるくらいあったけど...
私には素敵に見えて分からなかったな..
「神崎留也くんって言って、さっき知り合ったの。
すごくいい人だから今度優も話してみたら?」
すると優が驚いた顔をした
「美央がそんなこと言うなんて珍しいな。こんど俺も話してみっか!」
笑顔で言う優
留也くん...私..さっき初めてあったばかりなのに...留也くんのことばかり考えてる...
でもね...
私は...
秘密の仕事をしてるの...
その仕事がどんなにも残酷でも...
私は...
留也くんが...
好きです.....!
