駆け引きナシのラブゲーム


冷蔵庫を見せてもらい、残り物でチャーハンを作ることにした。


食器の量が、異常なほどに少なかった。

ガラスの破片も、ちらほら転がっていた。

ごみ箱にはガラスが何枚も捨ててあった。


「…ひどいでしょ、コレ………あッ、怪我しないようにね?!」

とても悲しい気持ちになった。


私はチャーハンを作り終えると、咲夜を探しに街に出た。