駆け引きナシのラブゲーム

―ガラガラ―

1時間くらいたったのだろうか。
数人が保健室の中に入ってきたので目が覚めた。

この人達もサボりに来たのかな…?

私はあんまり気にせず寝たフリをした。


―――――――
――――…

「おぃ、どーする?」
「ぁあ?決まってんだろ」

男子の、ヒソヒソ声で目が覚める。

「……なッなんですか!?」
カーテンの中に男子が数人いたので驚きを隠せない私。

「あー、君アリスやってた子じゃない?」

「やっぱ近くだと可愛い〜」

「……一緒に気持ちイイ事しよっかぁ♪」

その言葉と共に男子達が私の体を押さえ付ける。

「……ッやだ!放してよ!!!」
何?こいつ等!!
気持ち悪い……

「放さないよ〜っ♪」
息が顔にかかる。

気持ち悪い…
煙草臭い…

…怖い……ッ