「ちょっと!!主役!遅いわよ!!!早く着替えて」 笹山さんが私に衣装を投げる。 「ごめんごめん!!あとどれくらい?」 「あと15分くらいかな!」 笹山さんは他の子の衣装を引っ張り出しながら言った。 その隣で、咲夜が客先を覗きながら突っ立っている。 「ん?咲夜、誰か知り合いいたの…?」 私が咲夜に話し掛けると咲夜は少し焦りながら 「や、べ別に!!」 「ふ〜ん?」 「愛澤さん!!早く早く!」 急かされた私は、また客先の方を眺めている咲夜を不思議そうに見ながら笹山さんの方に行った。