俺はあいらのクラスの前にいた
近くにいた女に
「高城あいらいる?」
と聞くと呼んでくれた
今は昼休み
約束の時間だ
「なに?」
出てくるなりこれか…
少しくらいは愛想よくできねぇーのかよ…
「約束したよね?一緒にお昼食べようって」
そういうと
「そういえばそうだったね…どこで食べんの?」
「屋上行こうか?」
生徒は入れないけれど、俺は生徒会長をやっていて教師受けがいいからかなぜか屋上のカギをもらえた
なのでサボる時とかはよく屋上を利用するようになっていた
「屋上…?あそこは生徒の立ち入りは禁止じゃ?」
「まぁ、とにかくついてきて!」
ガチャ
「へぇーあんた鍵持ってたんだ」
「あんたじゃなくて名前....」
「え?」
「真尋ってよんで?」
何故かムカついた。
良く分からないけどムカついた
「わかった…じゃあ、真尋はなんで私に声をかけたの?」
うわっ…急に名前とか
反則なんですけど…///
って俺なんで照れてんだ?!?!?
「きいてる?」
あいらはそういうと顔をのぞきなから聞いてきた
「あ、あぁ。まあ、いろいろだよ?」
俺は笑顔を見せながら答えた
「ふーん、そっか」
「なんで、あいらは俺の前だと無愛想なの?」
そう聞くとあいらは
「....同じ顔....」
同じ顔....?
どーゆーいみだ?
「真尋って人間味がない、常に同じ表情。そんなのつまらない。そういうやつが大嫌いだから。」
そういうことか....
なら

