・あとがき・


 まずは、この作品を読んで下さった全ての皆様に、感謝いたします。

 本棚に入れて最初の頃から応援して下さった方、通りすがりでも全部読んで下さった方、とにかく目を通して下さった方。本当にありがとうございました。

 ああ~・・・難産でした。大変だった、この作品。

 元々、私はファンタジーに分類されるものは読み専でしたけれど、やってみようかなという気軽~な気持ちでトライしたんです。だけど、すぐに頭を抱える羽目になりました・・・。ああ、疲れた。

 得意分野である現代社会の描写、いらねーんじゃないの?とかね。色々、邪魔が多かったです。

 途中で休止にまでしたりして、この作品は自分が書いた中でも最長の時間を要した話になりました。3ヶ月かかったわりにはお粗末だな、とか言わないで~(泣)

 爆発的な勢いはありませんでしたが、結果的には、いつものように満足しております。

 自分が読みたい作品を書く、これだけはぶれないようにと思ってますが、今回も当たり前ですが私好みのものになりました。あははは。


 皆さんは、奇跡を信じますか?

 いつも生きていくのにいっぱいいっぱい、そんな方でも、毎日の中にちょっとした素敵で不思議なものを感じられるかどうかで、人生の素晴らしさは違ってくると思うのです。

 是非探してみてください。もしかしたら、偉そうな神様が、見えるかも・・・・・・・・・まあ、ないでしょうけど。

 自分なりのファンタジーをもつ。それが自然に出来たらいいな、そう思います。


 ありがとうございました。



 2014年8月29日 明紫