洗い物に洗濯、掃除機をかけたりの掃除も一通り終わってソファーに身を投げ出した。 ―お昼ご飯、何にしようかなあ。 特に見たいテレビ番組もなく、再放送のドラマをボーっと眺めているうちに意識が遠くなっていた。 ――― ―― ― 18の誕生日に、寮のあるキャバクラに面接に行った。 伊崎まひろ その名前を捨てお店でもらったユキという名前で働いた。 かわいい、会いたかったと言われるたび 指名をもらって、人気があがるたび 自分の存在が認められているような気がしてた。