パンプスとシューズ



「しつれーしまーす」

先輩は職員室に入っていく。

私もなんとなくついていく。

すると先輩は私の担任の所へ行った

「先生、こいつしんどいらしいんで
帰していいすか?」

いやいや、そんなことできるわけないじゃん。

「んー…そうね、確かに最近体調悪そうだものね。いいよ。早退にしておく。」

「あざーす」


え?

ふつーに帰らせてくれた…

それよりなんで早退?


「おい、行くぞ」

ぼーっとしていたら先輩に手を引かれた

その瞬間足に痛みが走る

「った」

思わずしゃがみこんでしまった

「大丈夫?」

「はい…」

私達は職員室を後にした。