【完】ときめき☆アドベンチャーゲーム ~悪魔と天使~



「ゼーゼー…」


「大丈夫?大西さん」


「は、…はいだい……ッ…じょ、…じょぶ……です」




本当は大丈夫ではない…、のよ?


私のこの状態を見れば、三上先輩だって分かるよね?




でもそんな私を見て三上先輩は微笑みを浮かべ、うんうんと頷く。


そして『後、もう少し。頑張ろうね』、なんて言われてしまった。




好きな人からそんな事を言われれば、頑張ろう…と言う気にはなる。


なる…が、そろそろ止めてもいいかな?




…いいよね?




私の前を走っていたおばちゃんだって、さっき脱落してたし。



よしっ!と思い立つと途端、元気になってしまった。




私は脱落するぞ!!!




心の中でそう宣言し、先輩に顔を向けた。