『クククククッ…。ま、せいぜい頑張れよ』
「………」
『あと、俺様はやられたらやりかえす主義なんだ。…楽しみにしてろよ、チカ』
ケッケッケッ---
悪代官のように笑うレイにゾクッと背筋に悪寒が走るのを感じながら、三上先輩につられる様に走り始めた。
モグモグ---
そう、この効果音。
私は今、走りながら食べております。
バナナを---
マラソンって所々に給水所があったり、食べ物が置いてあるんだね。
最初は物珍しさに楽しく走りながら、食べたり飲んだりしていた私。
十キロを走り残り半分の距離になってから、一気にペースダウン---
まだ走らなくちゃいけないの?
横っ腹が痛すぎる…。



