【完】ときめき☆アドベンチャーゲーム ~悪魔と天使~




…これから20キロも走らなくてはいけない私を応援してもくれないなんて…。


理不尽極まりないと、イライラが止まらなくなってきた。



ドンッ---




『イッテェッ!!!何すんだよッ!』


「………」




ストレッチをするふりしながらレイを蹴り上げてみれば、パッと目を見開き怒鳴りつけられた。





心の中で『ざまぁみろ』…と思いながら、何事もなかったかのように身体を動かす私…。


そんな私を見てレイがなにやらボヤいていたけれど、何を言っていたのかは聞こえない。




「さ、そろそろ始まるよ」




ドックン---


その一言で、緊張のあまり一瞬で顔が強張った。





これから…、


私は走らなくてはいけないのだ。