「あれ?テレビ中継するみたいだね」
「テレビ中継?」
そう言われて三上先輩の指差した方向に視線を向けると…、
あぁ、本当だッ!
三台の大きなカメラがある。
その横では忙しそうに大人達が寒い中、汗をかきながら動き回っているのが見えた。
それをレイが、興味深そうに見ているのが視界に入る。
フラフラ~---
羽をパタつかせながらキョロキョロしているレイに思わず苦笑しながら、そう言えば…と今回の選択肢を思い出していた。
選択肢は、”外に行く”と”テレビを見る”だったはず…。
”テレビを見る”を選択していたら私は今頃、家のテレビ越しから三上先輩の走っている姿を見ていたのだろう。



