「実はこれから市内マラソン大会に出るんだ。…あっ!もしかして大西さんもマラソン大会に行くのかな?」
「マラ…ソン…大会………、ヘッ?え?」
三上先輩の口から飛び出たマラソン大会と言う言葉に驚いている間に…、
更に先輩の口から衝撃の言葉が続き、私の口はパカリと開き唖然とした。
えっ?
なんですって?
私が市内マラソン大会に出る?
この、運動オンチの私が?
いえいえいえいえ…、冗談じゃあございません。
と、首を振って違うと答えようとした。
…のに、私の手をガシリと掴む三上先輩にドキン…と胸が鳴り口が止まる。
せ、先輩?
この手は一体、何なのでしょうか?



