「………」 レイが小さく呟いたのが聞こえ横を向くと、小さい男の子がソフトクリームを美味しそうに食べているのが見える。 そんな光景を、私の歩くスピードに合わせるように飛びながらその親子をジッと見ているレイが気になった。 小さな男の子の横には、笑顔のお母さん。 少しずつ離れていくその二人から今だ目を逸らさずにジッと見ているレイは、何を思っているの? …って思う事はただ一つだよねッ?! 少しずつ遠ざかるその親子を見て切なそうな顔を一瞬見せた後、それを振り切るように前を向いた。