「オイ、何を選んだんだよッ?!」
パタパタと羽音をさせながらやってくる二人のうちの一人、黒い羽を持つレイが少し焦った顔でやって来た。
でも手に持っているのは、パン…---
焦った顔をしながらパンを片手にって…、実は全然焦ってないよね?
私は可愛く食べていた二人に目がいってしまい殆どご飯を手につけていなかったから、やばいくらいお腹が空いているのだ。
どうしよ?
これから外に行ったら多分、ご飯どころか物を食べることさえ出来ないと思う。
「ゴメンッ!私にもパンを持ってきて」
「はぁ?メンドクセェ。お前が自分で持って来いよ」



