「さ、行くか」
「うん…。レイ、これから宜しくね」
「チカ、お前は俺様をずっと見ていればそれでいい。向こうに着いたらすぐ結婚式だ」
「は?!」
そう言ったレイは驚く私の身体をクルリと反転させ、自分の前へと向けた。
レイの顔が近づいてくる…。
私の頬や額、鼻先………、そして最後に私の唇に一つキスを落とし、そして頬と頬を摺り寄せてきた。
まるで甘えるようなその仕草に愛しく感じ、レイの頭を抱きしめた。
「…嫌か?」
「嫌…、なわけないでしょ?」
そりゃぁいきなり結婚って言われたらビックリするけど…、レイと会えなかったこの二年で嫌と言うほど寂しさを味わった。
あなたが傍に居てくれるのならば、他には何もいらない---



