【ゲーム開始!?】




<<パンパカカ~ン パンパンパン パンパカパ~~~ン>>





へっ?!




「な、なに?なになになに?今の音はなんなのよ???」




休日の今日、何も用事のない私はのんびりとベッドの上でマンガを読んでいた。


すると突如、頭の中に鳴り響く軽快なファンファーレ。




何事?!


と、ビックリして飛び起きた私。




あれ?


何もあるわけな…い、…よね?



キョロキョロと部屋の中を見回した。




「オイ。テメェ、どこみてんだよ。そこの平凡女」


「へ、平凡?……もしかして私の事?」



「テメェ以外に誰がいんだ、アホ」


「………」





声のした方へと視線を向けてみれば、何かが勉強机の上に座って足を組んでいた。



それはもう、とんでもなく偉そうに---