綺麗に紡いでいく赤い光の糸の隙間から、レイの漆黒の瞳がジッと私を捕らえているのを感じる…。
私より大きくなったレイは本当にかっこよくなってて、レイと目を合わせるのは正直恥ずかしい。
でも、レイの今の姿をもう一度見たくて、思い切って顔を上げてみた。
レイの切れ長の瞳の目が合い、胸がドキンと大きく鳴った。
凄く、ドキドキする---
レイに見つめられるだけで、好きと言う気持ちが零れ落ちてしまいそうだ。
レイは私の事、どう思っているの?
赤い運命の者同士だから、私の事が好き?
それとも…、
好きと思っているのは、私だけなのかな?
不安な気持ちが私の心を蝕んでゆく。
それを感じ取ったのかレイの右手が私の頬へと伸び、軽く撫でた。
冷たくヒンヤリとした手なのに、それだけで胸が温かくなってくる---



