【完】ときめき☆アドベンチャーゲーム ~悪魔と天使~



「………ッ!な、何すんだよ?イッテェな」


「いつまで呆けている。しっかりしろ」


「は?…あ、俺の母さんって………、俺がイヤで逃げたんじゃなかったのか?」



レイの言葉に目を細めた魔王様は、呆れたように目の前にいる自分の息子をジッと見る。


そして軽く首を振った。




「…違う。それは後で説明するから、今はそんな事よりしっかりと周りを見て見ろ」


「周り?」



今だ少しボンヤリとした顔のレイはそれでも魔王様の言った通り、キョロキョロと辺りを見回した。




そして…、


私を視界に入れた瞬間、クワッと音がする程目を見開き私を食い入るように見つめてくる。